フィリーズ、ナショナル・リーグ東部地区優勝

今日、27日はPiccoにとって最後のフィリーズ観戦日（フィリーズｖｓワシントン・ナショナルズ）でした。

観客数は４万５１７７人です。
地区優勝をかけた試合のため、客席もいつもとは違う異様な雰囲気に包まれていました。


ナショナル・リーグ東部地区は、今日現在フィリーズが（９０勝７０敗）、NYメッツ（８８勝７２敗）に２ゲーム差を付けています。
しかし、両チームとも、今日明日の残り２ゲームなので、フィリーズが連敗しメッツが連勝すれば同率で首位となってしまいます。

また、ナショナルリーグのワイルドカードは、ミルウォーキー・ブリューワーズが８９勝７１敗なので、この３チームのうち２チームがリーグ優勝戦へ進む事になります。
なんだか複雑なことになってしまっています。
リーグ優勝戦へ進むためには、なんとしてもこの試合に勝たなくてはなりません。

今日は入場すると、このタオルが全員に無料で配られます。


本日のスターティングメンバーです。


試合前には、フィリーズのマスコット・ファナティックが出て、球場の雰囲気を盛り上げます。


午後３時５５分試合開始。
４回表まで両チームとも点が入らず、投手戦の様相です。

フィリーズは４回裏からアトリー選手のヒットを足がかりにして、２点を先制します。
点が入るたび観客は、総立ちで渡されたタオルを振って応援します。

５回表にナショナルズは１点を奪い返しますが、その裏にフィリーズはワース選手（イケメンです！）がホームランを放って嫌な流れを断ち切ります。

その後、両チームとも８回に１点づつ入れて、フィリーズ４点：ナショナルズ２点となり、９回の表ナショナルズ最後の攻撃です。

この回からフィリーズの守護神リッジが登板ですが、どうも調子がいまいちのようです。
１アウトをとったものの、ベルナディーナにヒットを打たれた後は、四球－ヒット（１点）－ヒットで１点差となり、なお満塁です。
Piccoも逆転されるのでないかとヒヤヒヤしました。
次のジンマーマンへの１球目は、リッジの投球が悪くパスボールするとこでした。
フィリーズ大丈夫か？
しかし、ジンマーマンが３球目に打ったヒット性の当りを、ショートのロリンズが取って２塁のアトリー、１塁のハワードにつないでダブルプレーとし試合終了、フィリーズは地区優勝を実力で勝ち取りました！！

シチズンズ・バンク球場には花火が上がります。

観客もハイタッチしたり抱きあったりと大騒ぎです！

Piccoも眼前で優勝（地区）を見られて大興奮です。

こちらが、勝利の瞬間です。


試合後、選手はロッカールームでシャンパンファイトをしていましたが、直ぐグランドに出て観客と優勝の喜びを分かち合います。
多くの観客はなかなか帰ろうとせず、グランドでの祝勝パーティはまだまだ続くようです。


しかし、これからリーグ優勝をかけたシリーズが始まります。今年こそはワールドシリーズ進出を決めてほしいです！！

ほとんど立ちっぱなしの観戦でクタクタになりました。ともかく今日はごくろうさまでした。

コメント 3

窮境の雰囲気が伝わってきます。

by 飛騨の忍者　ぼぼ影 (2008-09-28 16:07) 

ハジメマシテ。そしてフィリーズ、地区制覇おめでとうございます。
つい最近、Philly旅行をしてきたばかりなので、他人事とは思えず、とても嬉しいです。
こちらNYは寂しい10月を迎えることになってしまったので、思う存分Philliesを応援させていただこうと思っています!!

by seiji (2008-09-29 12:05) 

ご来訪ありがとうございます。
地区優勝の瞬間に立ち会えて幸せでした。

昨日のメッツは本当に残念でしたね。
昨年のPhilliesのプレーオフは呆気なく終わってしまいましたが、マニエル監督は「今年は昨年とは違う。」、選手たちも「あと３回シャンパンファイトを！」と意気込んでいます。
頑張れPhillies!!
by picco (2008-09-30 01:58)