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アメリカ印刷局(造幣局)・Bureau of Engraving and Printing [旅行]

先日のワシントンDC旅行の際に、アメリカの造幣局(Bureau of Engraving and Printing)を見学しました。
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造幣局というと、警備が非常に厳重で、日本的な感覚では見学などもってのほかと思い勝ちですが、アメリカでは一般に公開されています。
全米には数箇所の造幣局がありますが、ここDCの造幣局では紙幣を印刷しています。
現金を印刷しているところを生で見る事ができるなんてそうそうありません。これは見逃せない!と、飛びつきました。

流石に警備は厳重で、セキュリティで、空港と同じようなチェックを経て見学コースに入りました。因みに、観光シーズンの夏場は事前にチケットブースにて入場予約のチケットを手に入れる必要があるそうです。訪れた日は9月半ばで、とても空いていました。

見学は15分ごとにグループに分けられ、案内人について行われます。
見学中は、写真撮影は一切できないので、ここでは中の様子はお見せできません。
解説は勿論英語です。札束に目が釘付けであまり聞いていませんでした。
紙幣が印刷され、裁断、帯を付け梱包されるまでの過程を、工場の上にしつらえたコースを歩きながら眺めます。

どんなに物々しい雰囲気かと思いきや、働いている人達は意外とのんびりしていて、中には私たちに手を振ってくれたり、「ガイドがサンプルをくれるよ」とジョークを書いた紙をこっそり掲げてくるおじさんなどがいて笑わせてくれました。
あまりの長閑さに、最後に梱包され床に無造作に詰まれた紙幣を見ても「お金だ~!」という感じがなくなってしまいsます。実は見学コースはダミーで、実際には別の場所にきちんとした工場があるのではと、勘繰ってしまいました。

30分ほどでツアーは終了。

出口には、おきまりのショップがあり、記念グッズなどが売られています。
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こちらは、裁断された紙幣のくずです。一体何に使用するのでしょう?
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ラッキーナンバーの紙幣や、各ドル紙幣のアンカット版も販売しています。
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なんとここでは2ドル紙幣が売られていました。
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2ドル紙幣は1976年の建国200周年と、2003年に発行されただけで、殆ど流通してないため認知度が低く、使用すると問題が生ずる危険があるといういわく付きの紙幣です。
piccoは、珍しさに負けて2ドル紙幣4枚(8ドル分)のアンカットシートを買ってしまいました。
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金額はなんと21ドル!!
なぜ造幣局で売られている紙幣が等価ではないのか!買ってしまう私も私なのですが、商売しすぎです・・・・。

ショップの片隅に、「あなたは何ドル?」という、100ドル札を積み上げればいくらになるかの身長計がありました。
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余計なお世話です。

家に帰って調べたところ、フィラデルフィアにもコインの造幣局があることを知りました。
灯台下暗しとはこのことです。近々行ってみようと思います。
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コメント 2

seiji

そうなんですよねぇ~フィラデルフィアに造幣局があるんですよね。この前、行った際に見に行きたかったんですが、週末は観覧できないということで断念しました。。。週末しかいけない人はどうしたらいいの??なんて思ってます。
DCにも紙幣の造幣局があるんですね。DCに行ったら、行ってみよう~

by seiji (2008-09-30 15:46) 

picco

そこはアメリカでもお役所ということでしょう・・・
DCの造幣局も、平日のみなので気をつけてくださいね。
インクの臭いが結構きつかったです。
by picco (2008-10-01 10:22) 

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