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クラシックカー博物館 [周辺案内]

先日、ハーシーにあるクラシックカー博物館(Antique Auto Museum at Hershey)へ行ってきました。
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Antique Auto Museum


正面入り口には、1895年製Chicago Benton Harbor、
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1914年製 Stears-Knight、
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1929年製Plymouth Deluxe 2-Door RS Coupeがありました。
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館内に入ると、自動車の草創期からの旧車がきれいにレストアされて保管してありました。
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全ての車は紹介しきれません。フォードT型ですらこれだけ型式の違う車が集結しているのですから。
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いくつか代表例だけを紹介します。
1914年製Hupmobile
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1929年製Stears-Knight、
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1929年製Packerd 6-33 Touring
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パッカードは戦前の日本でも高級車として知られていました。
1930年製 DuPont,
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1936年製Chrysler Airflow Sedanです。この車で1934年式は商業的には失敗しましたが、それまでの車の形である「箱型」から、一気に「流線型」へと劇的にデザイン変化を成し遂げた車として知られています。
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1941年製 Plymouth P12 Convertibleです。
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また、車の技術面からも面白く見学できます。
この館内で、車のヘッドライトは1913年製のフォードT型ではアセチレンランプですが、上掲の1914年製Hupmobileでは電気灯となっています。
ヘッドライトがアセチレンランプの車の場合、左側のステップにガス発生器があります。
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また、草創期の車ではペダルが、右から「ブレーキ」・「スロー」・「リバース」となっています。
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エンジンと速度の調整は、ハンドルについている「エンジン点火時期調整レバー」・「スロットルレバー」で行っていました。
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ギアチェンジもノン・シンクロメッシュで難しいかったと思います。
また始動も、大きなクランクハンドルでエンジン内のフライホイールを回さなくてはいけません。
車を運転する事が一つの技術だったことが良く分かります。

ペンシルバニアの片田舎(?)の割には、こんなに立派な博物館があってびっくりしました。
アメリカ人の車にかける想いが垣間見れ、また自動車の歴史に触れた1日となりました。
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PUNKIN CHUNKIN 2008 [周辺案内]

とうとうやりました!
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Phillies ワールドシリーズ チャンピオン!!

昨日10月31日はフィラデルフィア センターシティでパレードが行われ、勿論行く予定だったのですが・・・

予想はしていましたが、フィラデルフィアへの列車が大混雑。駅の外が既に長蛇の列で、とても乗れる状況ではありません。
市中心部は車の通行禁止!
近郊の駐車場も満車ですし、無理して行くと大変なことになりそうだと思い、パレードはテレビと新聞で我慢することにしました。
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前日のTVで市の幹部は、We recommend: "Don't come to the center city!"と言ってましたが、結局パレードの見物客は200万人?だったそうです。
車を諦めた人々が電車に殺到し、大変なことになっていたようです。
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記事によると、切符を買うのに1時間待ち、地下鉄は3時間待っても乗れなかったそうです。

そこで、予定変更。
車で約2時間半。はるばるデラウエア州の真ん中の大豆畑へ・・・



怪しげなものが並んでいます。空に向かって突き出しているのは、砲身です。
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何やら物騒ですが、飛ばすのはこれ、
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かぼちゃです。

パレードのかわりに、PUNKIN CHUNKINというかぼちゃ飛ばしの大会見物に行ってきました。これでも一応「世界大会」だそうです。

かぼちゃを飛ばす方法は2種類です。
キャノンと言われる「空気砲」タイプと、カタパルトと呼ばれる「投石器」タイプで、キャノンの方が圧倒的に遠くに飛ばす事ができます。
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キャノンでは、最大4000フィート(1200メートル)かぼちゃが飛びます。
ただし、遠くに飛ばすために空気圧を上げ過ぎるとかぼちゃが砲身内で破裂するそうなので、調整するのは難しいそうです。
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写真ではぼちゃを発射する瞬間を撮影することは無理です。目でも殆ど見えないのですから。
実際はこんな感じです。


カタパルトでは、かぼちゃが上手くマシンから離れるか否かに成功の鍵がかかっています。
これは失敗しました。
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これは、強力なゴムで発射するものですが、ゴムの弦が一本切れてしまいました。
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一発成功はなかなか難しいようです。
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キャノン式とカタパルト式合わせて、50台以上の参加があって単純ですが結構楽しめました。

なぜ、かぼちゃを飛ばすようになったか分かりませんが、キャノン砲の威力は「武器」にもなりかねないくらいで、危ない事を真剣に遊びにしてしまい、それを許す地域も、すべては広大な土地があるからなのでしょうか。

広い畑の真ん中で、秋の高い青空にかぼちゃが飛んでいくのを眺めていると、人に揉まれてパレードを見るのよりは良かったかなとふと思ってしまいました。
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クリスタル・ケーブ [周辺案内]

10月に入りアメリカの北部やロッキー山脈などの山岳部では紅葉シーズンも終盤と、お天気チャンネルで言っていました。
こちらニュージャージー州南部も秋めいてきましたが、紅葉にはまだ少し早いようです。

先日秋を探しに、ペンシルバニア州のクリスタル・ケーブまでドライブしました。

Crystal Cave


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Caveとは、洞窟のことで、クリスタル・ケーブは1871年に発見された鍾乳洞です。
この洞窟は50万年前にできたそうで、奥行きが500フィート=150メートルと、それほど大きな洞窟ではありません。
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見学はツアー形式になっていて、外でチケットを購入すると時間を指定されます。
今回は20名くらいのツアーとなりました。

まず、15分くらいの洞窟の形成の歴史と発見までのビデオを鑑賞してから、いよいよ洞窟の中に入りました。洞窟内の温度は通年11~13度なので、夏に行けばとても寒いところですが、今頃は外気温と同じくらいなので温度差はそれほど感じませんでした。

ガイドさんは洞窟内の鍾乳石の生成について詳しく説明していたようですが、鉱石名が英語でさっぱりわかりませんでした。
しかし、できた鍾乳石をいろいろな形に見立てるのは万国共通で、ベーコンやアイスクリームコーン、プレリードックなどと表現していたのには、お国柄が出ていて面白かったです。

こちらがアイスクリーム・コーンと呼ばれている鍾乳石です。綺麗に円錐状に盛り上がっています。
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これはETの指。言われてみれば・・・・
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トーテムポールと呼ばれています。
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これは天井の小さな鍾乳石ですが、5万年たっているそうです。
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ツアー途中照明を全て消して、「本当の闇」を体験しました。
本当に何にも見えない世界・・・
蝋燭の小さな明かりだけを頼りに入っていった、最初の探険家の勇気には感心してしまいました。
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ちょっぴり探検家気分を味わった秋の一日でした。
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